テクニカルのみでは勝てない!株初心者が陥りやすい罠

こんにちは、秋ナスです。

今日はテクニカル分析について、株初心者が陥りやすい罠について解説します。

その罠とは、「テクニカルのみでは勝てない!」ということに気づかず、テクニカルを信じ込んでしまうことです。

このブログでは、少ない資金を株で増やすために、テクニカル分析主体のトレードを推奨しています。

世の中にはさまざまなテクニカル分析があり、解説書もたくさん出ています。

人によっては、テクニカル分析マニアになれるほど、暗記できている人もいるかもしれません。

それほど魅力的なテクニカル分析ですが、すべてのテクニカルを覚えたとしても、それだけでは株で利益を出し続けることはできません。

この記事では、株初心者が見落としがちな、テクニカル分析の本質について解説していきます。

「テクニカルを覚えて、買うタイミングをつかめば、株で勝てる!」

と思っている方は、ぜひぜひこの記事を読んでください!

株初心者はテクニカルのみを信じてはいけない

まず、最初にはっきり言います。

「テクニカル分析のみを信じてはいけません!」

株初心者の方がやってしまいがちなのが、テクニカル分析をそっくりそのまま信じてしまうということ。

実はこの信じるという行為こそが、損失の拡大を助長している可能性があるのです。

先ほど、たまたま近所の本屋で株関連の書籍を見てみたら、テクニカル分析の本が山ほどありました。

書籍の中にはたいてい、

  • テクニカルの種類
  • そのテクニカルを使って、どのタイミングで仕掛けるか

が、書いてあります。

「〇〇が△△になったら、上昇しやすいから買い」といった感じですね。

 

たとえば、「短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けたら、ゴールデンクロスで買い」なんてのがあります。

移動平均線ゴールデンクロスのイメージ

(参照 >>移動平均線とは?見方、計算方法など株価の流れを見るテクニックを解説!

 

株を始めたばかりであれば、これは目からウロコの情報かもしれません。

「そうか!移動平均線がゴールデンクロスしたら、その後上昇するのか!」

と思って、たくさん資金をつぎ込んでしまうかもしれませんね。

(事実、僕も最初の頃はこういったテクニカルの手法を覚えるたび、ワクワクしていました…)

 

しかし、この「信じ込み」こそが、株初心者に遅いかかる大きな罠なのです。

こういったシンプルなテクニカルのみを信じてしまうと、勝てなかったときに動揺します。

「本でもネットでも、あのタイミングで上がるって言ってたのに、上がってないし……」

これが何度やっても勝てなければ、なおさら焦りと不安が募ります。

「こんなテクニカル使えないじゃないか!」

と、だんだん怒りに変わってきます。

すると今度は、別のテクニカルを覚えて、また同じことを繰り返してしまうわけです。

そうならないためには、単純に「テクニカルのみでは勝てない」ということを頭に叩き込んでおくのが大切です。



テクニカルとは、テクニカルのみで勝つためのものではない

そもそもテクニカル分析とは、株価のチャート(これまでの株価の動き)を見て、その後の動きを判断するものです。

企業の価値などから判断するファンダメンタルズ分析とは違い、チャートの動きのみで分析していきます。

ですが、これはあくまで「分析」しているだけであって、その後の株価の動きを正確に割り出すものではありません。

つまり、テクニカルのみで勝てるようになるものではないのです。

 

テクニカル分析とは、次の株価を予測するための指針にすぎません。

例えるなら、天気予報のようなものです。

天気予報は、雲の動きなどさまざまな材料を見て、これからの天気を予測します。

しかし、天気予報が「午後から雨」と言ったところで、それは100パーセント正解じゃないですよね。

「午後から雨」の天気予報でも晴れることだってありますし、くもりのまま雨が降らないかもしれません。

雨マークでも、雨が降るとは限らない

 

ですが、天気予報が「午後から雨」なら、あなたはきっと外に出るとき、傘を持ち歩くはずです。

「雨が降るかもしれない」と思って、そうなったときのための行動をしますよね。

テクニカル分析もこれと同じで、上昇のサインが出たら、そこから「上昇するかもしれない」という気持ちでいなくてはいけません。

「かもしれない」を示してくれるのが、テクニカル分析ということです。

そしてこの「かもしれない」に従って、エントリーや決済などの行動をするというわけです。

相場は生き物のようなもので、確実は答えなどどこにもありません。こうなれば上がる、こうなれば下がる、という絶対的正解は存在しないのです。

そういう意味では、株は数学的に思えて、実はそうでもありません。1+1=2の世界ではなく、1+1が3や5になることもあるわけです。

そう思って、柔軟な頭でテクニカル分析を使っていく必要があるんですね。



株初心者がテクニカルを有効に使えるようにするステップ

じゃあ、初心者がテクニカルを覚えるのは無意味なのかと言えば、もちろんそんなことはありません。

初心者向けの株本などで「上がるタイミング」を見つけたら、そういう「可能性がある」のだと思って、覚えるようにしてください。

可能性があるという考え方こそが、テクニカルを有効に使うためのコツです。

とはいえ、初心者のうちはどうしてもテクニカルに頼りたくなってしまう部分もあると思います。

そんなとき、株初心者はどのようにテクニカル分析を使えばいいのか、僕のおすすめの方法をステップごとに解説したので、参考にしてください!

ステップ1.最低限のテクニカルをまずは覚える

まずはチャートを読むのに最低限必要なテクニカルだけ覚えておきましょう。

最低限必要なものとは、

  • ローソク足
  • 移動平均線

くらいで十分です。

というか、板とローソク足はもはやテクニカル分析とは言わないかもしれません(笑)

企業価値から判断するものではないので、一応テクニカルに含めておきます。

テクニカルは世の中に山ほどありますが、最初はこれだけ覚えておけば大丈夫です。

これら最低限のテクニカルを覚える意味は、相場の流れをつかむことです。決して、これらのテクニカルを覚えれば勝てるということではありません。

最低限のテクニカルを覚えて、過去と現在、株価がどういう動きで来ているのか、流れを見られるようにします。

ステップ2.プラスアルファのテクニカルも一通り見てみる

最低限のテクニカルを覚えたら、あとはプラスアルファでいろいろなテクニカルを見てみましょう。

ここでのポイントは、「すべて覚える必要はない」という点です。

テクニカルには、

  • ボリンジャーバンド
  • MACD
  • ストキャスティクス
  • RSI
  • 一目均衡表
  • サイコロジカル

……

などなど、山ほど種類があります。

これらを全部覚えたところで、株で勝てるようにはなりません(もちろん、趣味で覚えたいのであれば別ですが…)。

ですので、覚えるのではなくて、なんとなくどんなものかを見てみるだけで十分です。

ステップ3.手法をひとつに決める

上で見たテクニカルで、自分が使えそうだと思うものを絞り込んでいきます。

それらのテクニカルを使って、「手法」を決めましょう。

手法は、テクニカルの本に書いてあるものをそのまま使ってもいいですし、もっと踏み込んで有料のものを買うのもアリです。

初心者のうちは難しいですが、慣れてきたら自分でイチから組み立ててもいいですね。

テクニカル1つだけでもいいですし、2つ、3つと組み合わせるのもOKです。

最低限のテクニカルだけでも手法になり得ますよ。株の世界には、「板」だけでトレードするプロトレーダーだっています。

ステップ4.違う動きをしても損しないように、ルールを作る

手法を決めたら、その手法を使いこなすためのルールを作っていきます。

ルールは、手法で使うテクニカルがシナリオとは違う動きをしたとき、損をしないようにするために作ります。

たとえば、移動平均線のゴールデンクロスでトレードすると決めたら、失敗したときにどこでロスカットするかを同時に決めておきましょう。

自分の資金にあわせて

  • どこで買って、
  • どこでロスカットして、
  • どこで利益確定をするか、

これらをルール化しておくわけです。

ルール作りについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>売買ルールを作れば、初心者も株で稼げる?

まとめ

今回は、株初心者がテクニカル分析を使うときの注意点をお伝えしました。

もう一度言いますが、テクニカルのみを信じていても勝てません。

株のチャートというのは、その株に集まる投資家やトレーダーたちの心理を表したもの。見えない「気持ち」をグラフで見えるようにしたものです。

それをいくら分析したところで、しょせん株価を動かすのは人なので、絶対こうなるといった確証はありません。

テクニカル分析はあくまで、「こう動くかもしれない」「こう動く可能性がある」という視点で見るようにしてくださいね!

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!