ストップ高になったらどうする?当日と翌日の売り方オススメ7選

ストップ高になった後のオススメの売り方を7パターンほど紹介します。

ストップ高を取れると、本当にうれしいですよね。自分の持っている株がストップ高になった時点で、もはや勝ったも同然のような気分になってしまいます(笑)

ですが実際は、ストップ高銘柄を「売って」、初めて利益につながります。

ストップ高になったら、どんな風に売ればいいのか。売り方はさまざまですが、その中でも特に紹介したい対応策をこの記事で解説したいと思います!

ストップ高とは?

まず簡単に、「ストップ高」の説明を簡単にします。そもそもストップ高とは、その日の値幅いっぱいまで株価が上がることです。

株価というのは、価格帯によって、一日に上がるマックスの値幅が決まっています。100円で買った銘柄が、1日で10万円まで上がったりしたら、市場がメチャクチャになっちゃいますよね(笑)なので、株価が上がる値幅には制限がかかっています。

株価がその値幅マックスまで上がると、それ以上、その銘柄が上昇することはありません。最大の価格で動きが止まるか、下がるかのどちらかになります。

この最高値のことを「ストップ高」と言います(逆にその日の最低価格まで下がることは、「ストップ安」と言います)。

ストップ高後の株価の動き

株価がストップ高まで到達すると、その後は次のいずれかの動きをすると思ってください。

  • そのまま張り付き
  • 急落
  • ちょっと下落して(はがれて)、また張り付き

 

「張り付き」は、一番強い状態。

ストップ高になった状態で、買い注文がどんどん集まり、最高価格から動かなくなります上にも行かず、下にも行かない状態です。

この状態は「特買い(特別買い気配)」といって、買いの注文がさばききれていないことを意味します。

ストップ高で特買いが起こると、それ以上は株価が上昇しないため、「張り付く」わけですね。この状態が、一番勢いのいいストップ高です。

 

もちろん、ストップ高になったからといって、ずっと張り付くとは限りません。

張り付いた後、そのまま急落して戻らないパターンもあります。いわゆる「行って来い」という形です。

これがもっとも悪い状態で、ストップ高で買った人は涙目です……。ストップ高に触って、いきなり落ちてくることもあるので気をつけてください。

 

また、ずっと張り付いていなかったとしても、少し下がって(はがれて)、また張り付くこともあります。ちょっと落とされてから、ずっと張り付くパターンですね。

この張り付いたりはがれたりが、ランダムに繰り返されることもあります。はがれるのか張り付くのか、どっちだよ状態です(笑)

結局何が言いたいかというと、ストップ高になっても、その後の動きはあらゆる可能性があるということです。

ストップ高で張り付いた翌日は下がらない?

「ストップ高」というと、まるでマリオのスター状態のように、翌日は絶対上がるものだと信じている人もいるでしょう。

が、ぜんぜんそんなことはありません。

ストップ高の翌日だって、大いに下がることはあります。

確かに、張り付きで引けた翌日は勢いがあり、上がることも多いです。

多いですが、だからといって、下がらないとは限りません。ストップ高だった価格より下で始まること(ギャップダウン)も、普通にあり得ます。ストップ高の翌日だからといって、何も対処しないのは危険なのです。

利確するにしろロスカットするにしろ、必ず何らかの「売り注文」は出しておくようにしましょう!

ということで、ここから今回の本題、「ストップ高になったときのオススメの売り方」を紹介します!



パターン1.ストップ高当日に、ストップ高で売る

まずはストップ高当日の売り方から見ていきましょう。

最初は、ストップ高の値段で「指値」して売る方法です。

もっとも確実に大きく利益を取れるのがこの売り方です。持ち越すリスクもなく、落ちてしまう前に売り抜けられるメリットもありますね。一番「欲をかかない」売り方と言ってもいいでしょう。

特買いでずっと張り付いている場合は、その日の引けで注文が約定。張り付いていたのがはがれた場合は、はがれた瞬間に約定です。

「うわ、はがれた!」と思っても、高値で売れているので、むしろはがれたときは気持ちイイと思います(笑)

もちろん、ストップ高の値段でエントリーした場合は意味がありません。あくまで、ストップ高よりも下の価格で買っていて、ストップ高に到達した場合に利益になるということです。

ストップ高当日に、ストップ高で売る
ストップ高に張り付いたときの5分足 ーストップ高で売る

 

パターン2.ストップ高当日に、ストップ高の少し下で逆指値

ここからは、ストップ高で持ち越すことを意識した売り方です。

まずは、ストップ高の少し下で逆指値。ストップ高で売るのに似ていますが、ちょっと保険をかけた売り方です。

ストップ高で張り付いたのを確認したら、それよりも少し下の値段で「逆指値売り」を設定します。こうすることで、「少しはがれて、また張り付く」のパターンに対応できるようになります。

ただし、はがれてそのまま落ちていく場合もあるので、そうなると高値より利益が少なくなっちゃいますね。

また、「少しはがれて」の度合いはわかりません。引っかかって売らされてから、またストップ高に戻るという、後味の悪い状況にもなり得ます。

さじ加減が難しいですが、持ち越しになるか、そこそこ高い位置で売れるかになるので悪くはありません。

ストップ高当日に、ストップ高の少し下で逆指値
ストップ高に張り付いたときの5分足 ー少し下で逆指値

 

パターン3.ストップ高当日に、ストップ高よりもだいぶ下で逆指値

逆指値の位置をけっこう下に持っていく売り方です。

これは、ストップ高付近での「はがれて、張り付いて」に巻き込まれないメリットがあります。

ストップ高で張り付いていると、資金の多い投資家に遊ばれて、ちょっとはがれて売らされる(ふるい落とし)ことも。その後、ストップ高に戻ることもあるので、ふるい落としに引っかからないために、下のほうで逆指値をしておきます。

買った位置がだいぶ下なら、このやり方はオススメですね。

一方で、ストップ高付近で買っていた場合は、あまり逆指値を下のほうにするとロスカット金額が大きくなる可能性もあります。最初にも書いたように、ストップ高の後に急落することもあるので、気をつけてください。

ストップ高当日に、ストップ高よりもだいぶ下で逆指値
ストップ高に張り付いたときの5分足 ーだいぶ下で逆指値

 

パターン4.ストップ高翌日に寄り付きで売る

ここからは、ストップ高翌日の売り方を見てみましょう。

ストップ高の翌日に、問答無用で寄り付きの「成行」で売ってしまうパターンです。

寄り付きから高い位置で始まれば利益ですし、下がればロスカットになるかもしれません。

ストップ高翌日に寄り付きで売って上がる場合

ストップ高翌日の日足―寄り付きから上がる場合

ストップ高の翌日はギャップアップ(前日終値より高くなる)することも多いので、利益になりやすい売り方ではあります。朝の時間帯に、場が見られない人はこの売り方がいいでしょう。

が、もちろん下がることだってありますよ!

どのくらい下から買ったかにもよりますが、ストップ高付近で買っていた場合は、大きなロスカットになるかもしれません。相場の流れにまかせる、少しギャンブル的な売り方ですね。

ストップ高翌日に寄り付きで売って下がる場合

ストップ高翌日の日足―寄り付きから下がる場合

パターン5.ストップ高翌日にギャップアップしそうなら、寄り付きで売る

同じく寄り付きに「成行」で売るパターンですが、今回は「上がりそう」なことを確認してから「成行」注文を出します

寄り付き前の「板」を確認し、9時前の時点でギャップアップしそうかどうかを判断します。ギャップアップしそうな雰囲気だったら、成行で売り抜けます。

ストップ高の値段から、寄り付き値段までを確実に取れるやり方です。うまくいけば、ほぼ高値で売り抜けられるかもしれません。

ストップ高翌日にギャップアップしそうなら、寄り付きで売る
ストップ高翌日の日足―ギャップアップ後に売り抜け

 

「ギャップアップしそう」というのは、9時になるまでは本当にギャップアップするかはわかりません。8時59分まで前日終値より上の価格だったのに、寄り付いた瞬間ギャップダウンすることもあります。

なので、あくまで「しそう」な状態での判断ですが、なんてったって前日はストップ高なので、勢いがあればギャップアップする可能性も大きくなります。

確実に利益を狙いたい場合、そして朝の「板」が見られる場合は、この売り方がオススメです。

パターン6.ストップ高翌日に寄り付いた後の安値から、少し下で逆指値

さらに利益を伸ばしたいときに使える売り方が「寄り付いた後の安値から少し下で逆指値」です。

これは、9時過ぎまでしっかり場が見られる人しか使えません。

9時の寄り付きの段階を見て、最初の日中足(1分足や5分足など)がどう動くかをチェックします。この時点では、上がっても下がっても何もしません。

そして次の足が出たときに、前の足の安値割れで逆指値をするという売り方です。

ストップ高翌日に寄り付いた後の安値から、少し下で逆指値
ストップ高翌日の5分足―最初の足の安値をチェック

 

これの何がいいかというと、「寄り付き後に急落してから反発」というパターンに対処することができます。ストップ高翌日のふるい落としに引っかからなくて済むわけですね。

上がればどんどんついていくことができるため、利益をさらに伸ばすことができます。もちろん、上の図のように、そのまま下がって終わることもありますが……。

場が見れる人にしか使えない売り方ですが、リアルタイムで注文をいじれるようなら、ぜひ使ってみてください。



パターン7.ストップ高翌日、前日ストップ高の値段より少し下で逆指値

これは場が見られない人にオススメのやり方です。

ストップ高がさらに伸びるようなら持っていたいし、下がるなら売ってしまいたい……でも、9時の場は見られないから注文をいじれない……。

そんなときは、寄り付き前から前日ストップ高の価格を基準にして、少し下で「逆指値売り」を入れておきましょう。

前日よりギャップアップして始まれば、逆指値にかからず、まだ保有できていてラッキー。ギャップダウンして始まれば、即ロスカットで終了です。

取れるリターンもそれなりに大きく、きちんとリスク管理もできる売り方ですね。

ストップ高翌日、前日ストップ高の値段より少し下で逆指値
ストップ高翌日の日足―ストップ高価格を割らず、さらに上昇

 

ただし、ストップ高の翌日は、高く寄り付いてから急落してくることもあります。

せっかく高く寄り付いても、その反動で下がるかもしれません。急落が止まらず、前日ストップ高価格を割って逆指値に引っかかったら、ギャップアップ分の値幅は取りこぼしになります。

ストップ高翌日、ギャップアップした分を取りこぼす
ストップ高翌日の日足―ギャップアップした値幅を逃す

 

下がってこなければまだ上を狙える可能性もありますが、下がってきたら利益はなくなるわけです。

ゼロ(もしくはマイナス)になるか、利益を伸ばせるか、ドキドキする売り方ですね!

まとめ

ということで今回は、ストップ高になったときのオススメの売り方を7つほど、紹介しました。

ストップ高当日と翌日、場が見られるか見られないかなども考慮して、あなたがもっともやりやすい方法を試してみてください。

性格や資金のバランスなどもあるので、どれが正解とかベストな売り方とかはありません。あなたに合う売り方で、せっかく勝ち取ったストップ高銘柄に対応していきましょう。

あと当たり前ですが、どんな状況でもロスカットだけは忘れずに!

ストップ高だからと言って安心せず、必ず落ちることも考えて、売り注文を出していってくださいね!

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。