10万円という少額の投資で、初心者が利益を出す道のり

秋ナスです。

この記事では、資金の少ない株初心者さん向けに、少額の投資から株で利益を出す道のりを解説します。

具体的に、10万円から株を始めて、4ヶ月で20万円にすることを例にして、見ていこうと思います。

どういう株取引をしていけば、資金10万円を倍にできるかというお話です。これは僕のトレード体験にもとづいた話なので、4ヶ月で20万円としていますが、早い人は1ヶ月でも達成できるかもしれません。

10万円ぴったりに限らず、30万円以下の資金から株を始めてみたいのであれば、資金がどういう風に増えていくかのイメージがわくはずです。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね^^

少額の投資で利益を出すには、まずは計画から

少額からの投資で資金を増やすには、実際の取引の前にあらかじめ「計画」を立てる必要があります。

もちろん、少額に限らず投資をするなら計画は必要ですが、資金が少ないならなおさら大事です。資金が少ないから安心だと思って、遊び感覚でやっても稼げません。

計画とは、

  • 何回くらい勝てるか
  • いくらの利益を取るか
  • いくらの損失でおさえるか

この3点をまず考えていきます。

これらを事前に知っておくことで、

  • どのくらいの期間で
  • どのくらい資金を増やせるか

だいたいの目安がついてきます。

実際に、最初の資金が10万円だとして、例を考えてみましょう。

例1)

・2回に1回の割合で勝てる(勝率50%)
・1回のトレードで出る利益:5,000円
・1回のトレードで出る損失:1,000円

この条件で、1ヶ月に10回トレードしたとします。

まず、「2回に1回の割合で勝てる」という前提なので、10回のうち5回は勝ちトレードになります。つまり、勝率は50%です。

※どうすれば勝率50%にできるか、という話はひとまず置いておいてください。今回は資金を増やす道のりのイメージをつかむために、何回勝てそうかを先に仮定として考えます。

すると、利益と損失のバランスは以下のとおりです。

  • 利益:+25,000円(5,000円×5回)
  • 損失:-5,000円(1,000円×5回)
  • トータル損益:+20,000円

総資金=100,000円+20,000円=120,000円

1ヶ月で、総資金が「12万円」になりました。

別の例も考えてみましょう。

例2)

・5回に1回の割合で勝てる(勝率20%)
・1回のトレードで出る利益:15,000円
・1回のトレードで出る損失:1,000円

先ほどの例とちがい、勝率ががくっと落ちたパターンです。

その代わり、1回で取る利益を増やして考えます。損失は変わりません。

このような条件で、また1ヶ月に10回トレードしたとしましょう。勝率20%なので、10回中2回しか勝てません。

このとき、利益と損失のバランスは以下のとおりです。

  • 利益:+30,000円(15,000円×2回)
  • 損失:-8,000円(1,000円×8回)
  • トータル損益:+22,000円

総資金=100,000円+22,000円=122,000円

勝率はぐんと落ちたものの、1回で取る利益を上げたことにより、例1と同じ(むしろ少し多い)結果となりました。

どちらの例がベストということはないですが、大事なのは「勝率にこだわりすぎないこと」です。

トレードの手法を勉強するとき、どうしても「勝率」がまず気になってしまうかもしれません。実際、僕のもとに寄せられる相談メールでも、「勝率はどのくらいですか?」という質問が非常に多いです。

もちろん勝率は大事ですが、勝率だけ考えても稼げません。

上記の2つの例のように、

  • 勝率
  • 利益
  • 損失

のバランスを整えることで、はじめてトータルでいい結果が出ます。逆に言えば、バランスが整っていなければ、いくら勝率が良くても勝てません。

上の勝率50%の例でも、トータルで2万円になった翌日、調子に乗って、「3万円の損失」を出したら、すべて終わりです。せっかく積み上げてきたものが、全部台無しになってしまうわけです。

ですので、勝率、利益、損失の3つのバランスを保つよう、計画を立てることが大事になってきます。バランスを保つ計画の立て方について詳しくは、以下の記事も参考にしてください。

>>売買ルールを作れば、初心者も株で稼げる?

少額からの投資計画には、株数も考える

さて、上の「例1」では、1回のトレードで5,000円の利益を目指しています。

では、1回のトレードでそれだけの利益を出すには、どのくらい株価が上がればいいのでしょうか。

いくら上がればいいかを考えるには、「株数」が大きく関係してきます。選んだ銘柄を何株買うのか、ということです。

 

たとえば、ある手法にそって選んだ銘柄が株価500円だとしましょう。便宜上、わかりやすい数字で計算すると、資金10万円なら200株買うことができますね(200株×500円=資金100,000円)。

200株を保有することになるので、5,000円の利益を出すには「25円」の上昇が必要です。

  • (200株×25円の上昇=5,000円の利益

 

これがもし、株価250円の銘柄だったらどうなるでしょうか。

株価が250円であれば、価格が下がった分、株数を増やすことができます。この場合は、400株の保有が可能ですね(400株×250円=資金100,000円)。

400株を保有すれば、5,000円の利益を出すまで上昇も少なくて済みます。今回の場合は「13円」の上昇があれば大丈夫ですね。

  • (400株×13円の上昇=5,200円の利益

 

このように、株価がいくらか、どれだけ株数を保有するかで、どのくらいの上昇を狙えばいいのかも変わります。

上の例を見ると、株価の低いほうが簡単そうに見えますが、そういうわけではありません。株価が低くなればなるほど、動くスピードが遅くなります。つまり、上昇しづらくなるわけです。

株価500円の銘柄が10%上昇すれば、「50円」上昇したことになります。対して、株価250円の銘柄で10%の上昇だと、「25円」の上昇でしかありません。同じ割合で上昇していても、上がる値幅は違うのです。

じゃあ、

  • 高い株価で値動きの激しいものか
  • 低い株価で値動きの鈍いものか

どちらを狙えばいいのかという話ですが、これは正直どちらでもOKです。

やることはどちらの場合も同じで、最初にお伝えした

  • 勝率
  • 利益
  • 損失

の3つのバランスを見ていくことです。

ただ、株数や上昇する価格のバランスなども知ったうえで、銘柄を選んでいってください。

  • 「株数を多く買ったほうが利益が増える!」
  • 「高い株価を狙ったほうが上昇スピードが速いぞ!」

という単純な話ではなく、すべてバランスが重要なのです。



少額投資には複利も有効

さて、次のポイントは「複利」です。複利という言葉、もしかしたらなじみのない方もいるかもしれませんね。

複利とは、投資で稼いだ利益を、また投資の資金に回していくことをいいます。

利益を元の資金に付け足すことで、さらに大きな利益を生む

 

たとえば、先ほど見た例では、1ヶ月で資金が12万円まで増えました。次の月は、この「12万円」を資金にして、トレードをしていきます。

最初の月で10万円⇒12万円と増えたので、増えた割合は「20%」です。

  • 増えた金額2万円÷もとの資金10万円×100=20%
    (パーセンテージを出すために、最後に100をかけています)

 

「1ヶ月で20%の利益が出るルール」だとして、そのあと複利で運用するとどうなるか、計算してみましょう。

複利運用の例
  • 1ヶ月目:10万円→12万円
  • 2ヶ月目:12万円→14万4,000円
  • 3ヶ月目:14万4,000円→17万2,800円
  • 4ヶ月目:17万2,800円→20万7,360円
  • 5ヶ月目:20万7,360円→24万8,832円
  • 6ヶ月目:24万8,832円→29万8,598円
  • 7ヶ月目:29万8,598円→35万8,318円
  • 8ヶ月目:35万8,318円→42万9,981円
  • 9ヶ月目:42万9,981円→51万5,978円
  • 10ヶ月目:51万5,978円→61万9,173円
  • 11ヶ月目:61万9,173円→74万3,008円
  • 12ヶ月目:74万3,008円→89万1,610円

計算上、このように資金が増えていきます。

最初の資金が10万円しかなくても、一定の利益を出しながら複利運用すれば、1年で90万円近くまでふくらむわけですね。4ヶ月目で倍の20万円を超えています。

トレードの最大の魅力は、こういった複利運用が可能だということです。毎月、資金が大きくなれば、それだけ得られる利益も大きくなります。

 

また株の場合、得られる利益が多くなるだけでなく、「選べる銘柄が増える」というメリットもあります。これは、非常に大きなメリットです。

資金10万円ですと、10万円以内で買える銘柄しか選ぶことができません。100株単位で買う必要があるため、1,000円未満の株価に限定されます(「1,000円×100株=10万円」になってしまうため)。

資金がどんどん増えることにより、1,000円以上の銘柄を動かせるようになります。選択肢の幅が広がる分、利益を得る可能性も広がるわけですね。



稼げる月に利益を大きく、稼げない月は損を小さく

もちろん、上で見た複利の計算は、あくまで計算上の結果でしかありません。相場の動きは一定ではないため、こちらも臨機応変に対応していかなければなりません。

いつも一定の利益率をたたき出すのはかなり難しいので、平均して毎月〇〇パーセントの利益が出るように考えます。4ヶ月で10万円を20万円にするなら、なにがなんでも毎月20%の利益を出すのではなく、平均して20%くらいになるよう調節します。

そのために大事なのが、

  • 稼げる月に大きく稼いで
  • 稼げない月はなるべくマイナスにならないよう心がける

ということです。

相場の流れによって、稼げる月と稼げない月が絶対に出てきます。稼げない相場の流れのときに無理やり稼ごうとしても、損をするだけです。

稼げないなと思ったら、その月はムリせず、損をおさえることに徹底していってください。

相場状況によっては、稼げない時期が長くつづくこともあるかもしれませんが、焦らずに稼げる時期を待ちましょう。この記事では、4ヶ月で10万円を20万円にするイメージを例に取っていますが、必ずこの数値にしなくちゃいけない理由はありません。うまくいかないときは休みながら、うまくいくときにがんばって稼いでいけばOKです。

ちなみに、当ブログのトレードでは、始めた当時の10万円は以下のように増えています。

  • 1ヶ月目:10万円→11万1,700円
  • 2ヶ月目:11万1,700円→16万3,700円
  • 3ヶ月目:16万3,700円→17万3,000円
  • 4ヶ月目:17万3,000円→18万5,900円
  • 5ヶ月目:18万5,900円→20万4,200円

1ヶ月目の半ばからスタートしているので、実際は4ヶ月と半月くらいで20万円超えですね。

毎月、一定の金額で増えているわけではないですが、2ヶ月目に大きく利益が出たおかげで、トータルはこの結果になったわけです。

  • 稼げる月に大きく稼いで
  • 稼げない月はなるべくマイナスにならないよう心がける

これをポイントにして、10万円からでもトータル利益を積み重ねられるよう、計画を立ててみてください!

大きく稼ぐための手法に関しては、僕の無料メール講座でも解説していますので、そちらもご参考ください。

>>無料メール講座

少額から利益を出すステップまとめ

ここまでの話を、ステップにしてまとめてみます。

1.毎月の利益の目標設定

1ヶ月に何パーセントの利益が欲しいか、目標を決めましょう。

4ヶ月で10万円を20万円にするなら、上の例で見たように「20%」あればOKです。

パーセンテージが難しければ、1ヶ月にいくらほしいかという金額の目標でもOKです。

2.その利益を出すための計画づくり

決めた目標を達成するためのトレード計画を立てます。

計画とは

  • 勝率
  • 利益
  • 損失

のバランスを整えることでしたね。

3.株数と株価上昇のバランスも考えてトレード

実際のトレードでは、

  • 何株買って、
  • いくら上昇すれば、
  • 計画どおりの利益が取れるか、

これを考えながら、トレードしていきます。

4.相場状況も考えて、毎月の動き方を決める

毎月必ず一定の利益を出すのは難しいので、臨機応変に対応します。

  • 稼げるときに、大きな利益を目指して攻める
  • 稼げないときには、損失を小さくして休む

これを徹底して、平均したときのトータルで目標金額に達成できるよう、調節していきましょう。



まとめ

今回は、少額の投資で資金を倍以上にする道のりをお伝えしました。

初心者のうちはなかなか資金の増えるイメージがわきづらいと思いますので、この記事で、10万円を4ヶ月で20万円にする一例を紹介させていただきました。資金がどう動けば、10万円が4ヶ月で20万円になるのか、その感覚がなんとなくでもわかっていただけたでしょうか。

また、実際にトレードする際には、計画が絶対に必要ともお伝えしました。

いろいろと書いてきましたが、結局のところ、ベストな計画は存在しません。このとおりの計画で運用すれば必ず資金が倍になるよ、なんて方程式はありませんし、計画を立てても毎回そのとおりの結果を出すのは難しいです。あくまで目安として、いつもその計画をイメージしながらトレードしていくといいでしょう。

こういった計画がないと、10万円から資金を増やすには「運」でしかなくなります。「運」ではなく、「少額投資で利益を得る」のであれば、計画をしっかり立ててから始めていってください。

もちろん、今回ご紹介したような資金配分でやればいいわけじゃないですし、このとおりにやれば稼げるとも限りません。こんなイメージで、10万円から資金を増やせるんだなという参考にしていただければ幸いです。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!