昨日はファーストリテイリング(9983)の急騰が目立ちました。
ファーストリテイリングといえば、東証1部銘柄をけん引している大型銘柄です。そんな大型の銘柄でも、大陽線を付けて急騰することがありますね。
連休前にガンガン買ってきている人たちがいるみたいです。おかげで日経平均も22,000円を超えてきそうな勢いですね!
東証1部で急騰が盛り上がっているときと、新興市場で盛り上がっているときと、流れを見ていくとおもしろいです。1部で大きな銘柄が急騰すると、1部の中で急騰が相次いだりします。ソフトバンクグループ(9984)や、コシダカホールHD(2157) 、サイゼリヤ(7581)なんかが、今回同じような動きで上昇してますね。
ちなみに、ファーストリテイリングは11日の決算で、「下方修正」という言葉が目立っていました。次の業績予想が多少「下がる」とされても、急騰している典型的な例です。決算時などに出る「上方修正」「下方修正」という言葉だけにとらわれてはいけませんね。
新興市場なら、UMNファーマ(4585)が急騰中です。僕も何回かお世話になった銘柄です。
見事な大陽線でのストップ高でした。
金曜なので持ち越しが多少怖いですが、張り付き前に買う時間があり、かつギャップダウンを覚悟できる人はこういうのも入ってみるとおもしろいかもしれませんね。
あと、今週はジョルダン(3710)の再上昇も気になりました。
金曜には完全にエネルギー切れで急落してしまいましたが、その前にはいい感じに急騰していました。停滞したところで、再上昇の準備をしていた感じです。
前回の急騰からしばらく監視していると、こういった銘柄の再上昇も十分狙えますね!
ただし、あくまで急騰銘柄の再上昇なので、早々とトレードすることがポイントです。じゃないと、いきなりの急落に巻き込まれてしまいますので……。
そしてもうひとつ注目だったのが、ローツェ(6323)のストップ高と、ティムコ(7501)のストップ高の差です。
両方とも、4月11日に一本線でのストップ高(値段がつかずにずっと張り付き状態)だったのですが、翌日は明暗分かれた感じです。
こちらがローツェのチャート。
こちらがティムコチャート。
まさに、急騰と急落です。
何が言いたいかというと、同じ一本線のストップ高張り付きでも、翌日すごい急騰になることもあれば、すごい急落になることもあるということです。
どちらのシナリオもあり得ること考えながらトレードすることで、上がったらラッキー、下がったらすぐ逃げる等の対応を取ることができます。
常に下がることを意識しておけば、下がっても「やっぱりな」で済みますし、上がったら喜びは倍増ですよ(笑)
それでは良い週末を!
※ここで書いている銘柄を買い推奨しているわけではないので、実際の売買には十分気をつけて、自己責任でお願いいたします。