少額投資が株の初心者におすすめな4つの重要な理由

投資をしたいのに、資金がない……そんな風に悩まれてはいませんか?

株式投資やトレードといえば、どうしても多くの資金が必要なイメージがあると思います。少額投資なんて遊びでしかない、利益が出たっておこづかいにすらならない、なんて思ってしまいますよね。

ですが、ちょっと待ってください!

投資は資金を用意したもの勝ちなように思えますが、そんなことはありません。実のところ、少額投資のほうが、結果的に有利に働くこともあるのです。

当ブログは、もともと僕が10万円からトレードを再開したことがきっかけで始めたものですが、10万円で始めた理由はただ資金が用意できなかったからだけではありません。

そこには、株の初心者こそ少額投資から始めるべき、確固とした理由があるのです。

今回は、そんな少額投資の大切さについて、解説していこうと思います!

なお、ここでは少額投資を「10万円以下の資金でやる投資」と定義して、話を進めていきます。

なぜ株初心者は少額投資がいいのか

なぜ株初心者は少額投資がいいのか

少額投資から始めるもっとも重要な理由は、以下の4つです。

  1. 損失が少なくて済む
  2. リアルな売買の感覚を体験できる
  3. 落ち着いた気持ちで失敗できる
  4. 手数料が少なくて済む

順番に解説しますね!

1. 少額投資なら、「損失が少なくて済む」

まず、もっとも重要なポイントとしては、やはり「損失が少なく済む」という点です。

そりゃそうだ、と思われたでしょうが、実はこのことをしっかり理解できてない人がけっこういます。

「損失が少なく済む」という言葉のウラには、「損失は出るものだ」という確証が隠れているのです。

この意味、わかりますでしょうか?

損失は出るものなんです。

株は負けるんです。

初心者が株を始めて、一生涯勝ち続けることなんて100%あり得ません。トータルで勝つことはあっても、今後すべてのトレードで勝ち続けることは不可能です。

初心者のうちは、まずこのことを絶対に理解していかなければなりません。

株を始めたばかりのうちは、どうしても「勝ちたい!」という気持ちが強くなってしまうと思います。

  • 「どうしたら勝てるのか…」
  • 「どうしたらより利益を得られるのか…」
  • 「どうしたら資金を増やせるか…」

こういった、プラスの方向ばかりに意識が集中してしまいます。

ですが、株初心者が本当に意識を向けるべき点は、

  • 「いかにして負けるか」

です。

負けるという事実を、経験として身体に叩き込まなくてはいけません。

身体に叩き込むと言うと大げさな気もしますが、最初のうちは叩き込みが必要なくらい、「負ける」ことに対して激しい嫌悪感を覚えるはずです。負けたくない、負けたくないと、負けることからどんどん逃げようとするはずです。

はっきり言いますが、これまでまったく株に触れたことのない初心者が、なんの失敗もなくすぐに資金を増やせるなんてあり得ません。

仮に、ものすごいラッキーが起きて資金を増やすことができたとしても、その先、安定して稼ぎ続けることは不可能です。「損をする」「ロスカットをする」という経験がない限り、トレーダーとして成長することはできないのです。

そのため、最初は少ない資金で始めて、負ける感覚を身体に覚えさせる必要があるわけです。うまく負けて、損失をおさえるイメージを、当たり前のように全身に染みわたらせるのです。

むしろ元手をすべて失うくらいの気持ちで、相場に臨むのがちょうどいいかもしれません。となると、いきなり大きな元手でやってしまっては、失うものも大きくなり、リスクが大きすぎますよね。

せっかく株を始めたのに、「大金を失った……」という事実がトラウマになってしまったり、取り返そうとしてまた負けたりと、負のスパイラルに陥ってしまうかもしれません。

そういう理由で、これほどまでに少額投資から始めることをオススメしているのです。

2. 少額投資なら、リアルな売買の感覚を体験できる

「リアルな売買を体験できる」のも、少額投資から株を始めるメリットです。

デモトレードをやって、負ける感覚を身につければいいのではないか?……ブログ内の記事や僕のメルマガを読んでくれている方なら、すぐそう思われたかもしれません。

僕はいつも口癖のように、「デモトレードが大事」だと繰り返しています。

確かに、デモトレードで練習を続けていれば、売買ルールも洗練されて、相場観もついてくることでしょう。

とはいっても、最終的にはどこかでリアルの売買をするタイミングが出てきますよね(デモトレードだけではお金にならないですからね…笑)。

この瞬間、きっと真面目にデモトレードをやった人ほど、変な感覚に陥ると思います。

  • 「あれ、デモトレードのときはこんな気持ちじゃなかった…」
  • 「なんだ、このざわざわした感じは…」
  • 「デモトレードではあんな簡単にロスカットできたのに、注文ボタンが押せない…!!!」

こういった感情になるのは当然のこと。

やはり、どうがんばっても、練習と実戦では緊張感が違うのです。

それまで簡単にエントリーやロスカット、利益確定ができていたポイントでも、リアルでは動けなく可能性もあります。マウスのワンクリックがどうしてもできない……なんてことになるかもしれません。

練習でできたことが、本番でできないかもしれない

 

なので、デモトレードでひたすら練習するのは当たり前に大事なんですが、実践に移ったときには、だんだんと慣らしていくのが大事です。

何年も運動していない人が、健康のためにいきなり毎日10km走ろうとしても、身体を壊すだけです。まずはウォーキングから始めて、ジョギングになり、短い距離のランニングになり、10kmが走れるようになり、それが毎日続けられるようになる……朝のランニングだって、段階を踏まなくてはなりません。

デモトレードはあくまで練習です。

練習の後は本番が待っていますが、いきなり難しいレベルに挑戦する必要はありません。

ダメージの少ない資金でまずは始めて、ランニングの距離のように、だんだんと資金を増やしていけばOKです。まずは「リアル取引のお試し体験」をするわけですね。

これがいきなり大金をつぎ込んでしまうと、体験どころかいきなりハイレベルのぶっつけ本番状態です。

自分でハードルを高くする必要はまったくありませんので、まずは少額投資でリアルな相場を「体験」して、徐々にレベルを上げていきましょう!

3. 少額投資なら、落ち着いた気持ちで失敗できる

そして、「落ち着いた気持ちで失敗できる」のも、少額投資の魅力のひとつです。

失敗することは、株で資金を増やすための必須条件です。失敗から学ぶことはたくさんあります。失敗しなければ、トレードでは成功できません(ほかのどんなことでも一緒だと思いますが)。

失敗をくり返し、

  • 何がいけなかったのか
  • 売買ポイントをいじったらどうなったか
  • そのときの自分の感情はどうだったか

などなど、自分の売買を反省することができます。

失敗すれば、当たり前ですが、資金は減っているはずです。

運がよければ、自分の思った通りに株価が動かなくても、利益が出ることだってあります。が、たいていの場合は、シナリオ通りにいかない場合は損失が出ることになりますよね。

このとき、資金が減ることに対して、いかに精神的ダメージをなくせるかがポイントです。

たとえば、資金が10万円の場合と、1,000万円の場合を考えてみてください。

  • 10万円の資金からマイナス10%の損失なら、1万円
  • 1,000万円の資金からマイナス10%の損失なら、100万円

が減ることになります。

あなたが株初心者だとしたら、どちらが精神的に耐えられるでしょうか?

ポイントは、実際に減った金額の話ではありません。金額以上に、「精神的にやられるかどうか」です。

つまり資金が大きすぎると、それだけ気持ちが乱されて、自ら招いてしまった「負け」に振り回されてしまいます。

100円玉を海に落としても「まあ、しょうがないか」で済むと思いますが、100万円の札束を落としたら一生自分を責め続けるでしょう。失った金額以上に、自分のミスを許せなくなるはずです。

こうなってしまうと、その後も嫌悪感であふれたネガティブな気持ちのまま、落ち着いた株取引ができなくなってしまいます。

そういった、心の乱れからくるスランプを防ぐためにも、まずは少額投資で失敗に慣れていくことが必要なのです。

あらためて言いますが、株は負けます。負けなくして、勝つことはできません。

にもかかわらず、大金を使って負け続けると、それだけで気持ちが疲弊してしまいます。

そういう意味で、株の初心者はまず少額投資から始めることが大切なんですね。

4. 少額投資なら、手数料が少なくて済む

そして現実的な問題として、「手数料が少なく済む」のもメリットです。

株の手数料というのは、約定した金額(取引した金額)に応じて計算されます。つまり、資金が少なければ少ないほど、それだけ手数料も余分に取られなくなるということです。

初心者のうちから、手数料だけ取られまくってしまっては、もったいないですよね。

自分の利益もままならないうちから、証券会社にムダな貢献をすることになってしまいます。

10万円以下の取引なら、手数料が無料になる証券会社もいくつかあるので、なるべく少ない金額の取引におさえていきましょう。

■証券会社の手数料についてはこちら:
>>株を始めるのにおすすめの証券口座5選+おまけ

少額投資をしながら資金を増やすやり方

少額投資をしながら資金を増やすやり方

とはいえ、いつまでたっても少額投資ではもったいないです。

資金が多くなってくれば、それだけ利回りも大きくなりますし、たくさんの銘柄を選べるようになります。

なので、徐々に資金を増やしていくことを考えながら、株に取り組むといいですね。

資金を増やすには、以下のようなやり方がオススメです。

  • 株で増やして、複利に回す
  • 給料の10分の1を貯蓄する
  • 30万円を超えたら、信用取引を使ってみる
  • 副業を始める

それぞれ解説します。

株で増やして、複利に回す

もっとも王道なのは「複利」です。

複利とは、株で稼いだ利益を他ごとに使うのではなく、また株の資金に回して利益を増やすことを言います。

増やした利益を資金にしていくので、最初に用意した資金が新たに資金を生んでくれているような感じですね。外からの資金追加が一切ない状態です。

これなら、生活資金に影響が出ないので、もっとも安全かつ効率的な方法と言えます。

複利も含めて目標設定しておけば、やる気も出てきて一石二鳥です!

給料の10分の1を貯金する

外から資金を追加するなら、お給料から株用に貯金をしておきましょう。

株に回す分として、「毎月のお給料から10分の1」を貯めるようにしてください。

確実に10分の1と決めておけば、パッと使っちゃった…なんてことにはなりません。

この貯金は、自分の快楽のために使うのではなく、さらなるお金を生み出すための貯金です。

後から自分に返ってくるものがたくさんあるので、他ごとに散財しないよう、10分の1だけ貯金してみてください。

そして、10万、20万、30万と貯まったら、キリのいいタイミングで株の資金に回していくといいでしょう。



30万円を超えたら、信用取引を使ってみる

資金が30万円を超えたら、「信用取引」を使って、資金枠を広げるのもひとつの手です。

株式投資の場合は、自己資金の3倍まで増やすことが可能です。単純に、30万円を用意できたら、90万円までの取引ができるようになるわけですね。

僕も実際、40万円を過ぎたあたりから、信用取引で資金を増やしていました。買える銘柄が一気に増えて、一気に利益を出すための道が広がります。

ただし、信用取引はあくまで「借金」です。証券会社からお金を借りて株をやっているのと同じです。

なので、損失をおさえるルールができていて、ロスカットにまったく躊躇しないレベルまでトレードに慣れてから、信用取引を使うようにしてください。

損を小さくするスキルが身についていないと、借金が増えてしまいますので……。

副業を始める

今あるお給料のほかに、副業を始めて株用の資金を貯めるのもオススメの方法です。

  • アフィリエイト
  • アドセンス
  • せどり・転売
  • 記事ライティング
  • ネットショップ

などなど、最近は副業が解禁になって選択肢もいろいろ増えていますね。

一番オススメなのはブログを立ち上げることです。何かしらのブログやサイトを作って、アフィリエイト広告やアドセンスなどを貼って、稼ぐことができます。せっかく株を始めるなら、売買を記録しながら株ブログを立ち上げるのもいいですね。

アフィリエイトなら、本気で勉強・実践すれば月50万や100万は稼げるポテンシャルがあります。さすがにそのレベルになろうとすると本気度が違いますが、月5万~10万くらいなら初心者でも3ヶ月くらいで十分達成できる金額です。

アフィリエイトスキルを身につけておけば、株で稼ぎながらさらにブログでも稼げるようになり、収入源がさらに増えますよ!


稼ぐための少額投資の種類

少額投資の種類

それでは、資金が増えるまでは、どんな種類の少額投資をやればいいのか解説します。

少額投資から株を始めるオススメのやり方は、以下の2つです。

  • 短期のスイングトレード
  • ミニ株

それぞれ解説しますね。

短期のスイングトレード

もっともオススメなのは、当ブログの売買日記でもつづってきた「短期のスイングトレード」です。

スイングトレードとは、1週間くらいで買って売ってを繰り返し、株価の差で利益を取るもの。その中でも特に、2、3日で売買を完結する短期のスイングトレードがオススメです。

なぜなら、市場には株価が急上昇してすぐに急落するような、いわゆる「急騰銘柄」がほぼ毎日のように現れるからです。

急騰銘柄は、1回の上昇で得られる値幅が大きく、少ない資金からでも満足いく利益を出すことができます。10%や20%といった利幅を取ることもできるので、10万円から始めても、1回のトレードで1万円や2万円といった利益を狙えます。

急騰してから急落までのサイクルがだいたい2、3日くらいになることが多いため、短期のスイングトレードをオススメしています。少額投資でも、急騰銘柄をうまく売買できればしっかり稼ぎにいけますよ!

2、3日のトレードにこだわらなくとも、トレードなら短い期間で大きく稼げる可能性を秘めています。

むしろ、完全に初心者の状態なら、焦らずに1ヶ月くらいで見る作戦もアリですね。

いずれにせよ、少額投資なのであればトレードをやってみてください。

■トレードのやり方については、メルマガで詳しく紹介しています:
>>10万円株トレード メール講座

 

ただし、株価の高いものは買えなくなるなど、少額投資ではトレードできる銘柄に制限が出てきます。これは、最低100株(最小単元株)を買わなくてはいけないルールが定められているからです。

たとえば資金が10万円であれば、「10万円÷100株=1,000円」なので、株価1,000円未満の銘柄に限られてしまうわけです

どの銘柄でもトレードできるわけではないので、資金が少なければ少ないほど、選べる銘柄も少なくなるんですね。

ミニ株

上で書いた最小単元株を減らすやり方として、「ミニ株」(単元未満株)という制度もあります。

ミニ株とは、買わなくてはいけない最低限の株数を少なくできる特別なサービスです。

たとえば、1株あたり1,000円の銘柄があったとします。普通これを買うには、最低100株からの取引になるので、

  • 1,000円×100株=10万円

の資金が必要ですね。

こういった銘柄を「10株」や「1株」でも買えるようになるのが、ミニ株です。

たとえば10株だけ買うなら、

  • 1,000円×10株=1万円

の資金で済むわけですね。

いきなり100株での売買が心配……という方は、ミニ株の制度も使ってみるといいかもしれません。

ミニ株は、以下の証券会社で取り扱いがあります。

  • SBI証券(S株)
  • マネックス証券(ワン株)
  • カブドットコム証券(プチ株)

(カッコ内はそれぞれのサービス名称です)

 

ただ個人的には、ミニ株を使うよりも、100株単位でのトレードに慣れておくほうをオススメします。

ミニ株で終わるならいいんですが、将来的にもっと大きな金額を稼ぎたいのなら、やはり同じフィールドで場数を踏んでおいたほうが慣れが早くなりますので。

それに何より、ミニ株は資金が少なくて済みますが、稼げる金額も遊び程度にしかなりません(笑)

1,000円の株が急騰して1,300円になったとしても、10株しか持っていなければ「3,000円」の利益です。一方、普通に100株の売買をしていれば、「3万円」の利益になります。この差、大きいですよね。

ミニ株はあくまで特別な制度なので、最初はミニ株から始めるとしても、徐々に100株単位の売買に移っていくのがいいと思います。

(ちなみに、僕はミニ株は使ったことはありません!)

 

このほか、株式累積投資(るいとう)投信積立など、少額投資の種類は他にもたくさんありますが、当ブログではこれらはオススメしません(否定しているわけではもちろんありません)。

あくまで少額投資から始めて、最終的には株トレードで大きく稼ぐことを目指す方向けに書いていますので、特別な制度はなるべく省いて、今回は上の2つを紹介しました。

ぜひ、少額投資を100株単位の株トレードにつなげて、大きく稼げるスキルを身につけていきましょう!



まとめ

今回は、株を始めるには少額投資のほうがいい理由を具体的に解説しました。

投資と言えば、資金があるほうがいいように思えますが、そんなことは決してありません。

  • 損失が少なくて済む
  • リアルな売買の感覚を体験できる
  • 落ち着いた気持ちで失敗できる
  • 手数料が少なくて済む

こういった、少額投資のメリットがあるからです。

少額資金から始めてだんだんとトレードに慣れていけば、結果的にスキルを身につけるのが早くなり、トータルで利益を出すのも早くなります。

いきなり株初心者が大金を持って株を始めても、失う金額が大きくなって退場するだけです。

なので、資金が少ないからといって、諦めないでください。

少額投資でじわじわと株の世界に浸りながら、徐々に資金も追加していけばOKです。

焦らずじっくり株を経験することで、その後安定して稼げるスピードも速くなりますよ!

少額投資のパワーをかみしめながら、ぜひ株を楽しんでみてくださいね!

 

ちなみに、株以外の投資で、少額からやるならCFDがオススメです。よかったらこちらも参考にしてください。

>>CFDとは?少額でもできる、株価指数をトレードする取引方法

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。